どうも、しゃびです。この番組は、オンライン喫茶経営している私しゃびが、喫茶店経営の傍らおしゃべりをするチャンネルでございます。
はい、というわけで、今回もオンライン喫茶しゃびのオフなひととき、始めていきたいなと思います。
あけまして おめでとうございます。
新年第1回の放送でございます。
今年も変わらずご愛顧いただけるとありがたいです。
これ始めたのね、一昨年なんですよね。
今471回で、ずっと配信してるからね。
一昨年始めて、だから去年1年間ずっと配信し続けたんですけど。
で、今年からはね、一旦、月、水、金で週3配信にしていこうかなと思ってるけれども、ちょっとまた変えるかもしれない。
一旦これでやってみる。
というのも、僕、話すの好きだから、いくらでもやりたいんだけれども、 ちょっとね、去年結構バタバタしている中でこれやって、今年はもっと慌ただしくなるっていうことが明らかなので、去年やっていることをやっぱり少しずつ抑えながら過ごしていかないとパンクするなっていうふうに思っていて。
で、去年やっていたことのセーブのひとつとして、 週7配信を週3配信にしてみるということをしようと思ってます。
で、ただ、僕が喋りたくて喋りたくてしょうがなかったら、週7とか週5に変えるかもしれません。
ということで、ともあれ、今年もね、聞いていただけるとありがたいなというふうに思っているわけですけれども。
新年ね、1発目の放送として、なにを話そうかなって思った時に、 ちょっとね、自分のことを話そうかなと思ってます。
今までも自分のことをしゃべってるんだけどね。
僕はサラリーマンなんですよね。
かなりおっきな会社に勤めてます。
日本の従業員数のランキングでもトップテンに入っている会社に勤めていて、 で、その傍ら、銀座、銀座等々、日本全国に何か所かあるカフェのチェーン店の運営をやっています。
一応、肩書きとしては、取締役っていう形に、オーナーじゃないですけどね、なっていて、 MAMEHICO(マメヒコ)というカフェになるんですけどね。
で、主にそこでは、実はそのカフェって舞台があってね、日々イベントとかやってるんだけど、僕は演者として、主に役者として出ていたり、あとは、その、 メンバーシップ制のカフェ事業を一部やってるので、その説明会をやっていたり、そういったことをね、行っていたりします。
で、オンラインではね、こういう音声配信したり、Threadsとかね、Blueskyでは、オンライン喫茶っていうのをやっていて、で、このオンライン喫茶っていうのはね、僕はすごく楽しくてね、やっててね。
で、これをちょっとね、スケールアップしていこうかなと思ってたりします、今年は。
その中で今日、僕が話したいのは、「何者かになりたい」っていう感情ってお持ちの方が多いと思うし、僕もずっとそういう風に思ってきたんですね。
僕は特にさ、 おしゃべり好きだから、お笑い芸人に憧れて、M-1チャンピオンとかに憧れたりさ、あとは、そのね、 ロックバンドのボーカリストとかにも憧れるんですよね。
とにかくね、こう、人前に出て輝いている人っていうのに、すごい憧れがあったりしてね。
ただ、一方で、僕はサラリーマンをやっていてっていうのもあって、うん、結構、そこらへんで、モヤモヤしたりして生きてきたわけですけど、 僕自身は、おっきな会社に勤めていると言っても、いわゆるこう、出世頭みたいなタイプではないんですよね。
で、ずっと営業をしてます。
営業職をしているんだけど、今年ね、20年目ですよ。
今の会社入ってね、転職組なんだけど、20年やってて、そのうちのほとんど営業しててね。
で、幸いにしてね、僕は入社した時から、割と営業するのが得意で、賞をね、取ったりもしたこともあるんだけど、 でもね、入ってね、早い段階で俺あんまり出世しそうにないなと思ったんですよね。
で、なんでかっていうと、僕、営業はできるんだけど、営業以外ができないんですよ。
いわゆるね、ADHD体質が酷くて、病院にもね、行ったことあるんだけど、ミスがすごいんですよね。
今でもお客さんのところに行くときにもひんぱんに電車乗り間違えるし、持っていかなきゃいけない書類忘れたりするし、やらなければいけない仕事を忘れててほったらかしてたりするし。
もうね、今でこそちょっとマシになったけどね、入社時期はめちゃくちゃひどかったんですよね。
上司とのアポを自分だけ自分がすっぽかして、めちゃくちゃ怒られたり、 お客さんになにかするって約束したものを1年ぐらいやらないで放置してたりして、クレームの電話をもらったりして。
でも、それは僕が手抜きをしてるっていうよりは、なんかそこらへんがね、うまくできないタイプなんですよね。
うっかりしちゃうの、一生懸命やってても。
で、事務処理とかしてても誤字脱字とかが多いし、お客さんに書いてもらう書類が不備になってたり、そういうことが多かったりして。
やっぱり、でも、出世する人はしっかりしてないとダメだから、うん、僕はちょっと厳しいだろうなっていうのを思いながら20年働いてるって感じですね、 うん、営業できるけど、営業じゃないことはできないみたいなね、そういう感じが、ざっくり言うとそういうところがあって。
で、一方で、じゃあ、そのお芝居を普段からやっているんだけど、僕がやっているお芝居っていうのは、いわゆるこう、おっきな劇場でやる、劇団四季とか、 劇団新幹線とか、そういったものではなくて、 いわゆるさっき言ったMAMEHICOっていうカフェの中のちっちゃな舞台で、ある芝居を、ここ4、5年ね、やらせてもらっています。
で、もうキャパも40人ぐらいですね、パンパンに入って、カフェだからね、 そのぐらいのところで、こぢんまりと演劇とかをやっているから、もちろん僕は有名でもなんでもないし。うん。
ただ、僕ね、 一昨年はね、マックス舞台に出ててね、全部で30公演してるんですよね。
だから、かなり舞台に上がってる方なんだけど、だからといって、僕がそれで、うん、食っていけるようになるかって言ったら、そんなことでもないし、 有名になるかって言ったら、別に有名になるような場所で演劇してるわけじゃないから、うん、なんか花開くかっつったら、そういうわけでもないんですよね。
そう、だから、 周りのさ、すごい出世頭の人を見て、あ、すごいなって。
正直言うと、嫉妬も込みで言うと、自分より営業できない人の方が出世してたりするからなんだよって思ったりもすることもあったんだよ。
会社でもそんなにね、自分がこう、どんどんのし上がっていくタイプでもないし、じゃあ、プライベートが充実しててさ、有名YouTuberになるかって言ったら、別にそんなことでもないし、この音声配信がめちゃくちゃ聞かれてるかって言ったら、別にそういうわけでもないから、 なんか自分の中でいろんな人をうらやましく思うっていう気持ちって、ずっとあったんですよ。
一個のことに取り組んでいて、それで伸びていく。
有名になったり、何者かになったり、あなたはこういうことをやってる人ですねとかってさ、ね、 なんかいっぱいいるじゃん。
SNSとかも見てると、私は占い師をやっていますとか、営業コンサルをやっていますとかいう、一本筋立った人に対して、 その、うらやましい気持ちってのはずっとあったんだけれども、うん、なんか、そういういろんなモヤモヤを経て、別にそういうふうにならなくてもいいんじゃないかなっていうのを、ま、のちになって、というか、割と最近になって思い始めてきたんですよね。
というのも、たぶんね、僕は楽しく生活できてるんだと思うんですよ。
そういう周りを見てうらやむ気持ちはあるものの、 ふと自分の日々の生活を顧みると、楽しんで生活できているわけですよ。
というのも、やっぱり、なんで自分が楽しい生活ができているか、楽しんで生活ができているかというと、仕事をしていても、お芝居していても、オンライン喫茶をしていても、 僕はまわりの人に受け入れてもらっている感覚が強いんですよね。
例えば芝居してても、僕はそのうっかりであるっていうのは変わらないから、去年もね、衣装をさ、電車の網棚に置き忘れてきちゃって、本番当日ね。
そしたらさ、めちゃくちゃ遠くまで行く電車だったらしくて、もう県をまたいでどっか行っちゃったんだよね。
で、やべえ、本番なんだけどなって言ったら、仲間が「じゃあ私、取りに行ってきてあげるよ」って言って取りに行ってくれて、その間に僕はリハーサルをして、みたいなこともあったりして。
会社も会社で、僕がそういうタイプだっていうことをまわりはわかっているから、わりと僕の細々したミスって許してもらったりして、 その代わりにできることは頑張るんだぞみたいなことで。
例えば社内でなんかプレゼンするとかね。
するときは僕が代表してやることが多いし、その代わりなんか日々のおっちょこちょいのやつは許してもらったりってやってるから、そのおかげさまで、僕はたぶん何者にもなってないけど、日々を充実して過ごすことができている、 うん、だろうなっていう風に思っててね。
そう、だから結論、今の時代ってさ、 うん、なんかのキャッチフレーズじゃないけどさ、「人は何者にでもなれる、いつからでも」って、あれ、なんだったっけね、中田敦彦さんのやつかな。
なんかそんなので言ってたりもするけど。うん、だから。
で、昔はさ、何にもなれないっていうことが前提だったと思うんですよね。
YouTubeでさ、はねたりとか、そういうSNSとかも発達してなかった時代は。
うん、なんか別に何にもなれない前提だったからまだしも、今ってなんかなれそうな感じがするじゃないですか。
そう。で、そういう何者かになった人は、いや、こんなのね、別にやり方次第でできますよみたいなことで煽ってきたりもするんだけど、 実際さ、じゃあなれるかっていうと、なかなか難しいとは思うんだよね。
フォロワーが1万人いたとしたって、別にそれで食ってけるわけでもないからね。うん。
僕もSNSのフォロワー伸ばしてみたり、YouTubeとかでもね、映画の配信して、やっぱ結構聞かれる配信とかやったりしたけど、だからといってね、別にね、 何にもなってないんですよ。うん。
じゃあ、そのフォローしてくれている人たちが、 僕に対してすごい注目してるからさ、してるわけじゃないだけに、ポチってフォローってやってるだけでさ。
で、動画がアップされたら、ただ見てるってだけのものでね。
でも、そんなことよりも、やっぱり大事なのって一言で言うとね、僕は認知ってすごい大事だろうなって思うんですよ。
認知っていうのは、 自分はこういう人間であるっていうことを周りに認知してもらうっていうことってすごい大事だなって思うんですよね。
会社にいる時の自分とか、恋人といる時の自分、家族といる時の自分、趣味のサークルにいる時の自分っていうのが多くの場合違うと思うんですよね。
会社にいる時の自分とずっと一緒だったら疲れちゃうからさ。
その時の自分っていうのは、いるコミュニティによって変わるっていうのが自然だと思うんだけど、僕の考え方としてはここをできるだけ違わないようにするっていうことを実は心がけていて、 だから僕がお芝居やってる時と同じようなキャラクターで会社でもいるようにしてるんですよ。
で、そういうふうに言い続ければ、僕はたぶん好き勝手わりと言うほうだし、やりたいことがあったら、上司だろうがなんだろうが、こういうことやりたいんですよって熱弁振るってごり押しするほうなんだけど。
わりとうちの会社って古いから、上位下達ではいはいって上司の言うことを聞いてっていうのが基本的に多いんだけど、僕はそうしないで、いやいや、これ絶対やりたいんですよみたいな感じで子供っぽく振る舞ったりもしてて。
で、お前はそういうやつなのねっていうふうに認知されているから、自分は窮屈にあんまり感じなくなってきたんだけど。
そういう形で、やっぱり自分がこういう人間でありたいんだっていうものってあるじゃないですか。
こういう人間である時は一番リラックスできるし、 生きやすいんだっていうキャラクターだったり、考え方だったり、心情だったり、打ち出しかただったり、人間関係の組み方だったりあると思うんだけど、全部それを100パーセント通そうって言ったら、それはさ、周りに我慢を強いることになるから、それはさすがにわがままだと思うんだけど、それを少しでも認知してもらう。
じゃあ、その10マックス出すっていうのは難しかったとしても、どこにいても5ぐらいは出せるようになっていると、 やっぱりね、人ってすごい生きやすくなるんじゃないかなっていう風に僕は思ってるんですよね。
自分がこう、そういうふうにやってきて、すごく生きやすくなったからね。
そう、だからなにが言いたいかっていうと、何者かになるっていう結果を出すことイコール、 その人が人生生きやすくなるかっていうと、別にそうではなくて、結局、結果出すってことはさ、 結果が出るようなやり方に自分が合わせていくっていうことに100パーセント振らなきゃいけなかったりするから。
じゃ、それが大成功を収めるんだったら…大谷翔平みたいになるんだったら、あの人はでも別格だからさ、どういう状況なのかわかんないけれどもさ。うん。
でも、そういうなにか結果を出して、何者かになって生きやすさを勝ち取ろうとするっていうのもひとつの方法ではあると思うんだけども、おそらく多くの人にとってやりやすいのは、 自分がこういう人間であるっていうプレゼンテーションを高めていくっていうことの方が、僕は近道なんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
そう、だから、サードプレイスみたいなところを見つけて、そこにいるから私は生きていけるんだ、居心地がいいんだ、他のところでどんなに居づらくても、ここにいる時だけは居心地がいいんだっていうあり方って、やっぱり ある種のその絶望的な時間を我慢して、自分の居場所にいる時に回復するというスタイルで、やっぱりそれって結構きついと思うんですよね。
でも、自分が居心地のいい場所にいるのと同じような感じで、他のところでも過ごせたら、たぶんもっと居心地がよくなる。
それが100パーセント実現できなかったとしても、じゃあその10、自分らしくいられるところがあるけど、他でも3とか4は自分らしくいられたら、やっぱり相対的にその人生の生きやすさっていうのは上がってくると思うから。
そう、僕もね、 そんなことよりも何者かになりたいよってずっと思ってきたんだけど、それよりも、うん、やっぱり自分っていうことを認知してもらうっていうことが、僕にとっては人生のなんだろうな、 生きやすさを高めるっていうか、そういうことにつながったなって思うし、これからもそうやって生きていきたいなっていうふうに思ったんで、ちょっと年始なんでね、ふわっと自分が思っていることについて話をさせていただきました。
結局ね、他の放送も、結論、そういうことが言いたいっていうことだったりもするからね。うん、 その人それぞれね、生き方っていうのは違うと思うけど、今僕がお話ししたことと自分を照らし合わせて、もしその参考になるところがあったら、今年のね、過ごし方に少しでも反映させてもらえたらいいと思うし、そうじゃないよっていうふうに思ったら、 自分はどういうふうに生きていくのが生きやすいのかどうかっていうことを、その考える材料にね、してもらったら嬉しいなと思います。
ともあれね、本年度も引き続きよろしくお願いします。
はい、今日はそんなところで終わりにしようかなと思います。
今回もありがとうございました。バイバイ。