やりたいことがないっていう人って結構いるなっていうふうに思うんですよね。
自分の周りでも、やりたいことが見つからないっていうことってあるな、っていうふうに思うんですよ。
で、どうなんだろうね。
やりたいことがないといけないのかっていう話もあるし。
うん、なんか難しいところだなっていうふうに思うんですけど。
僕は本当にね、10代20代ぐらいまで、マジでやりたいことなかったんですよね。
やりたいことが一個もなかったと言っても過言ではない。
学生の時もね、ずっと部活やってたけど、別にやりたくなかったしね。
部活で、例えばその音楽活動に目覚めて。みたいなこともないし。
なんかこう、料理作るのが好きだ、みたいなものもないし。
ほんとにね、やりたいことなかったんですよ。
で、もうね、学生の頃も暇すぎて映画ばっかり見てたしね。うん。
お洋服とか好きだったけど、やりたいことってほどでもないよね。
好きな服着てただけだから。
音楽とかも好きだったけど、聴いてるだけだし、すごい聴き込んでいたかっていうとそうでもないから。
ほんとにね、やりたいことがある人が不思議でしょうがなかったんですよ。
そのあと20代、30代になって、だんだんと自分はこういうことがやりたいんだっていうのに気が付いてきた。
自分で考えてたわけじゃなくてね。
こういう音声配信もそうですよ。
やってみて初めて俺、音声配信やりたいんだ、って。
全くやりたいと思ってなかったしね。うん。
たまたま僕が、6、7年前ぐらいに入ったオンラインサロンの中で、音声配信をやっている人たちがいたんですよね。
で、一緒にやってたんですよ。
面白そうだなと思って。
それまで、音声配信っていうのがあったのも知らなかったから、今でこそ音声配信メジャーだけど、7年前とかってね、音声配信やってる人、そんなにいなかったんですよね。
でも、そこで、こうやってる人たちがいたから、なんか面白そうだなと思ってやったら、めちゃくちゃいいなこれと思って。
で、自分ひとりでも始めてっていうので、これはこれってやりたいことだったりもするんだけど、ま、ともあれ、学生の頃にはね、そういったことがね、全然なくてさ。
うん、友達とほんとに深夜までファミレスでくっちゃべるぐらいしか用事がなかったというか、やることがなかった。
少しは勉強もしてたけれども、うん、でも、人並み外れて勉強に打ち込んでたわけでもなくっていうね。
なんでそういう、やりたいことの話をしているかというと、やりたいことってなんだろう、旅行したりして、自分探しの旅とかしたとて、多分ね、見つからないんじゃないかなと思うんですよね。
たまたまそこにぶち当たるだけなんですよ。
自分がやっているお芝居とか、みんなでなにか取り組むのとか、音声配信とか、もろもろひっくるめて自分から探して取りに行ったことって一回もなくて、たまたま誰かに会ってそれをすることになったとか、何かに巻き込まれてこりゃいいやとなったとか、そういったことばかりだから、うん、これはね、ほんとに「果報は寝て待て」じゃないけれども、どっかのタイミングで来るんですよ。
でも、ただいろんなところに顔を出したり、いろんなことをやってみたりっていう、この日々のルーティーンをある程度、同じ人とずっと関わり続けて、同じ毎日を送っていると、やっぱり自分の中で刺激となる出来事が減っちゃうから、それだとなかなか自分のやりたいことって見つかりづらいのかなと思うんだけど、ある程度オープンに生きていれば、きっとこれは見つかるはずだと思うんですよ。
やりたいことを見つけたいんだったらね。うん。
それで、これはひとつ大事なことだなと思うんですけど、やりたいことが見つかっていない時にやっておいた方がいいことっていうのが僕の中にはあって。
これは別にそういうふうに心がけてたというよりは結果論なんだけど、それがインプットなんですよね。
やりたいことがないんだったら、インプットをした方が絶対僕はいいと思っていて。
それはなんでかっていうと、学生の頃に僕は暇だなと思って音楽を聴き漁っていたり、映画をやたらと見まくっていて、その感想を友達と一緒にシェアしたりしてたんですけど、その経験ってやりたいことが生まれてきた後にすごい生きたんですよ。
その時の自分の記憶っていうのがやっぱりイマジネーションの源になっていて、すごく自分のやりたいことをするにあたっての後押しになってくれた。
で、「やりたいことが見つかりました」ってなってくると、もう今度は忙しかったりするんですよね。
忙しくなっちゃうわけですよ。
仕事しながら、家でね、子供を見たりしながら、やりたいこともやって、仕事がやりたいことだったら、仕事がすごい忙しいだろうからね。
そうなってくると、インプットする時間っていうのも、あんまりないんですよね。
学生の暇な時に、映画を一日に何本も見て、って、毎日さ、月に100本ぐらい映画見て、みたいなことって、もう今更できないんですよ。
だから、この配信を聞いてる方ってさ、その、暇な学生さんとかじゃない人のが多いだろうけれどもさ、そこまで極端にインプットしないまでも、出来る限りね、インプットする時間って増やした方がいいなと思ってて。
それはなんかの専門書を見るとか、新聞を見るとか、哲学書を読むとか、そういう高尚なことである必要は全くなくて、エンタメですよ。エンタメでいいんですよ。
映画とかアニメとか漫画とかね、そういうものにできるだけ触れておく。
それと、人とできるだけ話しておくこと。
人とできるだけ話すっていうのは、話した時に相手がなにか言っていることに対して自分は感じとるわけじゃないですか。
今の発言すげえ腹立つなとか、今の言われてすごい嬉しかったなとか、なるほどなと思ったっていうので、やっぱり人とコミュニケーションを取ることによるインプットって、定着するという部分がすごい大きいと思うんですよね。
普通に本読んでるよりも、やっぱり人と話してた方が感情が湧き出てくるので、頭の中に定着しやすいんですよね。
情報の質としていいか悪いかは別にして。
だから、人と会って話したり、エンターテインメントに触れたりみたいなことは、やりたいことがない、かつその時間はあるっていうことだった場合ですけど、時間がないってなっちゃうと難しいんですけど、うん、インプットをね、しといた方が、あとあといいよねって。
僕は全然そんなことを意図して映画見てたわけじゃないけど、ああ、見といて良かったなと思ったもんね。
あの時は見てなんになるんだろうと思って見てたけれどもね。
そんなわけでね、世の中見渡すと、やりたいことがなかなか見つからないっていう人の割合の方が多いのかもしれないし、見つけなくてもいいよって言うんだったら、別にそのまま楽しく人生を生きたらいいと思うんですけれども、見つけたいけど見つからないよっていう人に置かれては、インプットっていうところを心がけてみてはいかがですか、っていうのが今日のお話でした。
もしよかったら参考にしてください。
はい、ということで、今回は終わりにしようかなと思います。
今回もありがとうございました。バイバイ。