オンライン喫茶 4th place
オンライン喫茶しゃびのオフなひととき(テキスト)アーカイブ

2.Threadsを2ヶ月半続けて感じたこと。

今日はね、報告がございまして、私がオンライン喫茶をしているのがThreadsっていうプラットフォームなんですよね。
そのThreadsの中でですね、私のフォロワーさんの数が昨日1万人を突破いたしまして、これはね、なかなかめでたいということで、まずはその報告をさせていただきたいなっていうとこなんですよね。

僕がThreadsを始めてからだいたい2ヶ月半ぐらい?
Threads自体が今年の7月6日にリリースされて、僕が始めたのがね、その翌日の7月7日なんですよね。
今日が9月の20日。
2ヶ月半ぐらいですよね。
それで1万人という形ですよね。
なんかね、急にブワーって増えたっていう時期があったというよりは、ずっとちょこちょこ、似たようなペースで伸びていったっていう感じで。
ただ、始めたばかりの時はね、毎日毎日どんどんどんって感じで伸びてったなって感じがありますね。
初めのね、7月7日に始めて、最初の2週間は1日300人くらいずつずっと伸びていったのかな。
そこからまた落ち着いていって、1日何十人とか100人ぐらいとか、そのぐらいずつね、ちょこちょこ増えていって、昨日の時点で1万人を突破したという感じですね。

せっかくなので、僕がこのThreadsを始めた動機と、今感じていることを話してみたいなと思って。
このタイミングぐらいじゃない?
なにかの節目でやっぱり話したいからさ、せっかくなので話してみたいなと思うんですけど。
僕がThreadsを始めたきっかけって、ぶっちゃけて言うと特にないんですよね。
7月6日の時点では、僕はThreadsがリリースされてるの知らなかったんですよ。
7月7日にニュースでリリースされてアプリが出ましたよっていうのを見て、じゃあ始めるか、みたいなことで始めたっていう、すごい軽いノリだったんですよね。
ただ僕、そもそもが新しいもの好きみたいなところがあるので、Clubhouseがリリースされた時も、本当に初期の段階で、当時Clubhouseは招待制だったので、招待してくれる人を探して入ったっていうのも記憶に残ってるんですけど。

始める時に1個僕の中で決めたことがあったんですよ。
それはこのThreadsに関してはフォロワーを伸ばすことにこだわろうっていうことを、始める時に決めたんですよね。
なんでかっていうと、僕はSNSをやっていてフォロワーを伸ばそうっていうふうに考えたことが今までなかったんです。
だからTwitter、今でいうとXもすごい長いことやってるんですよ。
2010年から13年とかやってるんだけど、全然フォロワー数とか多くないですし、他のプラットフォームも全然伸ばしてはいないんですよね。
どちらかというと、お恥ずかしい話なんですけど、ちょっと斜に構えてるところがあって、「そうやって伸ばそうとするのどうなん?」みたいなのがすごいあったんですよ、もともと。
Clubhouseを始める時もすごい盛り上がったんですよね、最初。
相互フォローをする部屋みたいなのができて、そこの部屋に入ってる人はみんなで相互フォローし合おうぜ、みたいな形で、一気に先行者利益に乗ってフォロワーを伸ばそうみたいなのがあったんですけど、「なんだよ」っていう感じで。
僕はそれには汲みしないぞみたいなね、そういう気持ちでいたりしていたんだけど。
結局それって、じゃあ自分がフォロワーを伸ばそうって思った時に自分がどう感じるのかがわからないじゃないですか。
勝手に外側から見て風景をイメージして斜に構えてるだけで、自分がその当事者になった時にどう感じるかって、やっぱり自分が参加しない限りはわからないじゃない。
例えば、キャンプファイヤーを海辺でやっている人たちの楽しそうな風景を見て、外側からくだらねえと思って見てたとしても、キャンプファイヤーをしている人たちの気持ちっていうのは外側にいる限りはわからないわけで、もしかしたら「仲間に入れて」って入ったらすごい楽しいかもしれないわけじゃないですか。
だから一回自分が「すごく嫌だな」って思っていることをあえてやってみようと思って始めたのがThreadsだったんですよ。

入ってみて一生懸命フォロワーがどうやって伸びるかなってことを考えながらやってたんですよね。
そしたらね、結果的に言うとそれがすごい楽しくて、フォロワー数を伸ばすっていう行為が楽しかったっていうよりは、当時のお祭りムードみたいなのがあってね、7月の前半から、7月いっぱいくらい通じてたのかな。
で、みんなで伸ばしていこうぜっていう雰囲気の中で活動するっていうのは、内側に入ってみるとすごく楽しくて、どっちかっていうと、当時一緒にやっていた人たちの中に一体感みたいなものを感じることができてね。
全然さ、知らない人ですよ。
だってThreadsをたまたま同時期に始めただけだからね。
そう、全然知らない人なんだけど、なんか同じ意識を共有している運命共同体みたいなさ。もしかしたらアメリカのゴールドラッシュの時期とか、そんな感覚がちょっとあったのかなみたいなのをね、思うわけだけども。
そういう一体感があって、ちょっと仲間意識みたいなのが芽生えてきて楽しかったんですよね。

今もう2ヶ月半経って、ずいぶんね、当時いた人っていうのはいなくなってますよね。
いなくなっていると言っちゃよくないんだけど、また戻ってくるかもしれないからね。
ただ、すごく熱心に活動していた人もずいぶん減ってきているんですよね。
当時からいた人っていうのは。
でもまだずっと同じように活動を続けている人がいて、そういう人たちに関しては僕の中でやっぱり同志みたいな感覚があるんですよね。
当時から一緒にやってるからさ。
そういった、ちょっとした仲間意識みたいなものも、なんか温かくていいなっていう感じがしたっていうのが、僕が外側から見ていた時と内側の風景でずいぶん違うなって思ったことなんですよね。

もうひとつあって、これが僕にとってはすごく大事だなというか重要な気づきだったんですけど。
続けていくに従って、一生懸命頑張ってるからフォロワー数がこうやって伸びてくるんだけど、そのことによって、じゃあ自分がなにをしたいと思うのか、自分が活動していってなにを今後していきたいと思うのかっていうところを振り返ったときに、フォロワー数がどうとかっていうことは関係なく、自分がやりたいことっていうのは首尾一貫変わらないんだなっていうふうに気づかされたことも、僕の中で重要な出来事だったんですよね。

一生懸命フォロワーさんの数を増やすっていう行動ってのは今までやってなかったことだから、それを始めたら自分は今までと全然違う方向性に行きたくなるかもしれないっていうことを思って始めたんだけど、結局僕の動機っていうのは元に戻ってくるっていうのがあって、それが僕にとってはすごく大きな自分の中での気づきだったんですよね。
僕はやっぱりコミュニティっていうものにすごい興味があって、それはSNSとかそういったこととは関係なく、普通に現実の社会の中でもコミュニティっていうものにすごく興味があったんですよね。
だからコミュニティ自体に入っていることもあったし、そこでコミュニティ運営、いわゆる今で言うとコミュマネみたいなことをしていたこともあるし、今関わっている事業もやっぱりコミュニティ作りに関わるものっていうのを主にやっていたりするんですよね。
仕事は違うんですけどね、僕営業マンなんで。

で、やっぱりThreadsでずっとやっていても、そういった人の輪みたいなものを作っていきたいっていうところに結果的に戻ってきたっていうのはね、やっぱり人って変わんないんだね、やりたいことっていうのがすごい面白いなって思いましたね。
初めはフォロー企画みたいな形で相互フォローを促す企画みたいなことをずっとやってたんですよ、序盤はね。
そしたらいつの間にか僕はオンライン喫茶を開くことになってて、別にオンライン喫茶を開きたいと思ったというよりは感覚的にオンライン喫茶をやりたくなっちゃったんですよね。
オンライン喫茶をやっていると毎日いろんなお客さんが来てくれるわけだけども、僕が毎日Threadsで活動していく中で、じゃあどこに圧倒的に時間を割いているかっていうと、返信なんですよね。
喫茶店を開くときに文章を打つんだけども、その文章にかける時間とか、サムネイルみたいなイラストを作ったりするんだけど、それを作る時間だとかっていうところにかける時間配分よりも圧倒的に返信に時間がかかってますね。
たぶんあれ、多いときは4時間ぐらいかかってるんじゃないかなっていうぐらい、やっぱりおかげさまで多くの方がそこに参加してくれるので、すごく時間かけてね。
やっぱり人の文章を見るっていうのはいいですよね。
それになんて返そうかなって。
毎日やるのがすごく楽しくてね。
でも実際、コメントを返すっていう行為にはフォロワー数を増やすっていう効果はほとんどないんですよね。
個人と個人のやり取りなので、そこに関してはね。
だけど、そっちの方が僕にとっては大切なんだなっていうのが、やっぱり僕が感覚的にそっちに行ったっていうところなのでね、それはすごく面白いなと思いましたね。

やり取りしていくと少しずつ、毎日そんなにどっぷりやり取りすることはないんだけど。
毎日、一言一言やり取りしていくとね、やりとりを重ねていくと、だんだん相手のことが分かってきて、この人こういう人なんだな、ここら辺に住んでいてこういう仕事をしていて、こういうことを今思っているんだなということもだんだんわかってくるし。
そうすると、「こういうこと一緒にやりませんか」みたいなことを誘うような形になったりして、一緒に企画をやってみたりさ。
企画まで行かなくても、機会があったらこういうこと一緒にやってみたいですね、みたいなことをDMでやりとりして、会話が深くなっていったりっていうこともあったりして、そうやって人間関係作っていくのが僕は好きなんだなっていうのは、やっていて思いましたね。

Threadsを始めた段階においては、そこで人間関係を深く構築していこうってことは正直思ってなかったんですよ。
というのもやっぱり現実の社会の中で、かなり人間関係はある程度育まれているって思っているので、活動をいろいろしてますから、だから別にそんなにそこにこだわりはなかったんですよ。
オンラインでさらに人間関係をどんどん作っていこうみたいなのは、Threadsを始めた段階ではなかったんだけど、やっぱり言うてさ、人に接するわけじゃないですか。
なにをやっていても人に接するわけで、人と接してしまうとその接した相手に興味を持つし、興味を持ったからには一生懸命、いただいたコメントにどうやって返そうか、どういうコミュニケーションを取っていこうかなとか、こっちが気になることがあったら聞くこともあるし、あれこれってどうなってるんですかとかさ、いろんな方いらっしゃるんですよね。だからそういうのがすごい楽しいなっていうね。

結局人がやりたいことって割と決まってるのかなって思うんですよね。
僕が言っていることは僕がやりたいことだけども、人それぞれ自分がやっていきたいことって実はある程度決まっていて、どういうルートを辿ったとしてもそこに戻ってくるっていうことがあるのかもしれないなと思いますよね。
だから逆にあえて普段自分がやらないルートを取ってみるっていうのも面白いかもしれないと思うんですよ。
例えば旅行に行くときに、すごい計画を立てて旅行に行きたいっていう人がいたとするじゃないですか。
1日目何時に出発して何時の飛行機に乗って何時に到着して、そこからどこに行ってあそこに行ってここに行ってどこに行ってっていうのを工程表をめちゃくちゃ作って、4泊5日の旅行をぎっちりプランを立てていくのが好きな人がいたとするじゃないですか。
で、「旅行はいつも楽しいな」ってなる。
でもあえてそれをしないで、なんにもプラン立てないで、到着する時間と帰る時間だけ決めて、あとは旅行のホテルだけ決めて、ご飯食べる場所も行く場所もなにも決めないで、あえて一度行ってみたときに、その旅行のプランを綿密に立てたときと旅行のプランを全く立ててなかったときと比べたときに、旅行の動機がやっぱり同じになってきたとしたならば、その人が旅行でやりたいことってそれなわけじゃないですか。
だってやり口を変えたのに同じことしてるわけだから。
もしかしたら結局僕って、現地に行って、現地の物を食べるっていうのが好きなんだなっていうことに落ち着くかもしれないし、現地の人とやりとりして触れ合うことが好きなんだなって思うかもしれないし、例えばそういった現地の観光名所みたいなところに行くのが結局好きなんだってことに気づくかもしれないし。
自分がいつもやるルートを決めてしまうと気づかないけど、いろんなルートをたどることによって、それが抽象化されて、これは自分にとってやりたいことなんだなって気づくきっかけになるような気もしたんですよね。

もしよかったら、僕の今回の話はThreadsの話だけど、そうじゃなくて、自分が日々行っている行動の中で、自分のやっているやり方が決まっているのであれば、それをあえて変えてみて、自分の中での気づきを得るみたいな、そういうことをやっていただいてもいいのかな、なんていうふうに思いますね。
それはさっき言った旅行の話でもいいし、仕事の仕方でもいいし、仕事に行くときの道順でもいいと思うし、趣味とかね、いろいろあるじゃないですか。
今やっていることのやり方をあえて変えてみる。
自分のフィットしたやり方「じゃない」やり方でやってみるっていうことをね、やってみるのもいいかなっていうふうに思いました。

そんなところで今日は終わりにしようかなと思います。
今回もありがとうございました。バイバイ。