オンライン喫茶 4th place
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18.習慣化する方法

僕が今すごくハマってやってるThreadsっていうプラットフォームがあるんですけど、「オンライン喫茶」っていうのもThreadsの中でやっているんだけど、それがね、ちょうど今日、リリースされて3ヶ月経ってるんですよね。

リリースされたのが7月6日で、今日が10月6日なので、ちょうど4ヶ月目突入っていうのが、今日なんですよ。
僕は1日後の7月7日に始めたので、ちょうど今日で4か月目っていう感じなんですよね。
その間、オンライン喫茶店をやったり、別の企画をやってたりっていうんで、毎日ずっとThreadsの中で企画を立て続けてたんですよね。
でね、せっかくなので、習慣について話してみたいなと思いまして。

3ヶ月続けるって言っても、けっこうな習慣だったりするじゃないですか。
で、僕自身が三日坊主なんですよ。
三日坊主っていうのはまだ聞こえが良くて、僕の場合はね、三日じゃなくて一日坊主なんですよね。
なにかをやるぞって始めるんだけど、一回やったら次の日もうめんどくさくなっちゃうっていうタイプで。
だから全然、物事を継続するっていうことができないタイプの人間なんですよ。
でも、3ヶ月間それを続けられたっていうのがあったり。

じつはね、この歳になって継続するのが得意になってきたんですよね。
それは年の功で続けるのが得意になってきたわけじゃなくて、続け方がわかってきたんですよ。
僕なりの続け方ね。
物事を飽きてほっぽり出さないで継続する、自分なりの方法っていうのがちょっとずつわかってきて。
続けられるようになりましたね。

前の放送でもお話ししましたけど、瞑想も何年もずっと毎日やってたり、軽くなんですけど、筋トレも毎日やってたり。
だから、こういう音声配信も続けようと思えば続けられるよねっていう感じだったりね、昔よりは続けるのが得意になってきたなっていうのがあって。

この放送を聞いてる方でね、続けるのが得意だよっていう方はこの話を聞く必要はないんですよ。
今の通りのやり方でそのまま続けたらいいと思うんですけど、どうしてもなかなか続かないよっていう方に関しては、僕みたいな三日坊主の人が続けられたやり方をまねしてみるのもいいのかなと思ったので、今回はそんな話をさせてもらおうかなと思います。

物事を続けるためにはいくつか要素があって、まずなにかをしようって決めて始める段階。
1日目ね、「これをやろう」って、1日目の続ける段階から、それが軌道に乗っていく段階があって。
じつはこれ、「辞め時」っていうのも大事だったりするんですよね。
飛行機が飛び立って着陸するみたいなイメージで、継続する、習慣化するっていうことも考えると、意外とわかりやすいかなっていうふうに思うんですけど。
飛行機が飛び立つときって、まずは陸を走ってるじゃないですか。
のそのそ、のそのそとね。
そっからブーンって上がっていくわけですけど、それがまず一番初めの段階。
僕で言うと、一日坊主になっちゃいやすい段階だったりもするんですよ。
これはよく言われていることなんだけど、大事だから言うと、マジでね、スモールスタートにした方がいい。
「スモールスタート」って言って思い浮かべているよりも、スモールスタートにした方がいいっていうのがあって。

例えば、読書の習慣つけますっていって1日1時間本を読むようにしようなんてことをね、思っても続かないんですよ。
やっぱ人間ってさ、そんなに暇じゃないと思うんですよね。
すげえ暇だったら1時間読んだらいいんだけど、暇じゃない中で毎日時間を捻出するってね、けっこう大変なんですよね。
それを毎日続けなきゃなんないってなったら、これはなかなか続くもんじゃないですよ。
今まで別のことに費やしてた1時間をそれに費やすわけだからね。
だから、まず大事なのはスモールスタートで、スモール過ぎるスタートね。

本を読むって言ったら、1ページとかでもいい。
毎日必ず1ページ読むっていうのでいい。
とりあえず続けることが目的だから、「本を読んで頭が良くなる」っていう目的は次にしておいて、とにかく本を読むっていうことを続けるのが目的で、1ページとかそういう範囲でまず始める。
1ページがさすがに物足りな過ぎたら、2、3ページとかさ、そういう一区切りみたいなんでもいいけど、とにかくすごく短くする。

もうひとつは、それをするタイミングを明確にするっていう、こっちの方が大事ですね。
例えば、1日1回本を読みます。
それは朝か昼か夜か、電車の中か、行きの電車か帰りの電車かわかんないけど、とにかく毎日本を読みます。
っていうのは基本的に続かないんですよね。
三日坊主の人にとっては。
これはなにかっていうと、「朝やろうと思ってました」と。
そしたら寝坊してしまったから、朝に本を読む時間がどうもなさそうです。
まあいいや、電車の中でやれば。
でも、電車の中が意外と混んでて、なかなか本を読めませんでした。
まあいいや、帰りもあるわって思ってたら、帰りはめちゃめちゃ疲れちゃって本を読む気分になりませんでした。
ずっとYouTubeを見ちゃいました。
まあまあ、夜があるからいいやって。
で、夜ごはん食べたら血糖値上がって、めちゃくちゃ眠くなっちゃって、読むのがめんどくさくなっちゃった。
明日でいいや、っていったら、これで終わりなんですよ。

ルールを弱くするっていうのは一見続けやすそうに見えるんだけど、これは逆で、もうね、時間は明確に決めた方がいい。
僕が毎日やってる、例えば瞑想をしているんですけど、朝起きたらまず最初にストレッチをする。
ストレッチをした後に瞑想するっていうのを決めてるんですよ。
この順番は崩さない。
先にごはんを食べたり、顔を洗ったり髭剃ったりみたいなことはしなくて、朝になったらこの順番でやるって決めてたら、その時にやらなかったらその日はサボりだから。
そうするとね、絶対その時間にやらなきゃいけないと思って続くんですよ。

初めの段階ですごく大事なのは、スモールスタートにすることと、やる時間を明確にする、やるタイミングを明確にするっていうこの2点なんですよね。
そうすると、けっこう始められるんですよ。
1日、2日、3日、4日使ってね。
でも、だんだんめんどくさくなってきますよね。
毎日毎日、朝1ページずつ本を読んで、「なんのためにこれやってんだろう」みたいなことになって、「もっと他にやりたいのがあるけどな」とか「休みの日だったらいいや、寝坊しちゃったし」みたいなことが起きて辞めそうになるんですけど、ここでひとつ気を付けてほしいのが、日数なんです。

三日坊主っていうと、この3日っていうラインが大事そうに見えるんですけど、3日のラインっていうのは、今話したことを守っていれば、わりと簡単に超えられるんですよ、3日のラインって。
大事なラインっていうのは、3日じゃなくて21日っていうのがね、これ、本に書いてあったんですよ。
21日、3週間ね。
この3週間っていうラインが鬼門になってて、2週間ぐらい過ぎてくると、ちょっとめんどくさくなってくるんですよね。

やっぱりねえ、別にどうしてもやらなきゃいけないわけじゃないことをさ、例えば僕の瞑想だったら朝のタイミングでしなければいけないと、「ほんとだったらもうちょっと遅くまで寝ててもいいのに」とかってことになってくるから。
21日っていうのはけっこう鬼門で、2週間過ぎたあたりでちょっとパワーダウンしてくるけど、21日間やりきるぞって決めると、飛行機で言うと軌道に乗ってきやすいっていう。

これは個人差があると思うけど、21日っていうのをひとつの目処にして続けてもらえたらなっていうふうに思う。
僕はこれでね、けっこう続けてきました。
21日を超えてきたりすると、もう1ヶ月とか行ったりすると、なんだか続けること自体が楽しくなってきて、「俺も続けられたから、結構成長したもんだな」って思ったりするので。
その段階で、1ページしか読んでなかった本を1章に増やすとか、ちょっと変えてもいいかもしれない。
軌道に乗ってるから、そのことによる効果の方を重点に置いてね。
読書1ページだとさ、ちょっと効果がなさそうだからさ、1章にしたらちょっとした読書の習慣になったりするでしょ。
そうやって、伸ばしていったらいいんじゃないかなって思います。

でね、この後、また難関があるんですよ。
いわゆるその飛行が軌道に乗っているってことはさ、平和なわけですよ。
本を1章読むって決めて、軌道に乗っていくと、初めは続けられているっていうことの幸福感で続けられるし、そのあとも自分の中で毎日の朝の学びがあるなっていうことでわりと幸福感があったりするんだけど。
ある程度時間が経ってきちゃうと、自分の中での成長が感じられなかったり、効果を感じづらくなってくる瞬間ってあるんですよね。
これは僕がThreadsで毎日企画で投稿しているのもそうだし、瞑想をするのでも、筋トレするっていうんでも、ずっと同じペースで効果が現れてくるっていうよりは、あんまり効果がないように思える瞬間ってあるんです。
なにをするにしても。

そこで続けるのがめんどくさくなるんですけど、これはもうマインドの問題で、視座を高く持った方がいいんですよね。
そういうのってバイオリズムの問題なので、効果が上がっている時と、一見逆効果みたいに見える時とがあるんですよ。
訓練系の練習とかさ、ダンスの練習とかね。
そういうのって特にそうなんだけど、ちょっと下手になってる気分すらするみたいな。
そういう瞬間があるんだけど、実際、大枠でトータルしてみると良くなる。
絶対に良くなるので、この凪の時間、全然意味がないように見える時間は、全体で言うと絶対こういうことが訪れるっていうふうに頭の中にインプットしちゃって、その時は淡々と続けていくしかない。

効果っていうのはうなぎ登りに登っていくわけではないから、そのことを頭に入れて、ちょっと俯瞰して、「この時期が来たか、伸び悩む時期が来たか」っていうので続けていくと、また効果的になるような時期が来たりするので、そういうマインドで続けていくと、またさらに何ヶ月も続けられるようになると。

ここさえ乗り越えるといくらでも続けていけるし、その続け方を変える自由っていうのも出てくると思うんですよね。
僕の瞑想だったらさ、毎日10分やってたのを20分に伸ばすとか、やっぱり10分でいいやっていうふうにしてみるとか、本も土日だけちょっと多めに読むとか、いろんな変化球も、その時期になると対応できるようになりますと。

最後に、これはね、継続するのとは直接違うんだけど、すげえ大事なことがあって、「辞め時」なんですよね。
続ければ続けるほど、続ける方が楽になるんですよ。
辞める方が大変だって。
1年、2年続けたものをやめるって、やっぱり断腸の思いじゃないですか。
せっかくここまで続けてたのにと。
2年続けてたものを辞めるってことは、3年続けたことにできないわけですよ。
そしたら、やっぱり後ろ髪引かれるな、続けておこうかなみたいになって、どうしてもやめられなくなっちゃうんですよね。

でも、人間の時間って有限だから、新しいことを始めた方がいいタイミングもあるわけですよ。
それをするのをやめて、新しいことを始めた方がいいタイミングがある。
古い方は続ける方が楽で、新しい方は始める方が大変だから、どうしても古い方を続けたくなっちゃうんだけど、そういう時はもう決めて、「えいっ」て辞めて、新しいものを今始めた一番初めのプロセスから始め直すっていうことをした方がいいような気がしますね。
それは一時中断するとかっていうことじゃなくて、きっちり「ここで辞めます」っていうことを自分の中で宣言した方がいい。
そうしないと、頭の中にそれが残り続けて、ほかのことを続けるにも差し支えがあるから、辞めるときはスパッと辞めて、新しいことをする。

トータルで計算したらいいんじゃない?
前のやつを辞めて、新しいのを続けたんだから、トータル3年続いたよねってことでもいいわけだから。
その「辞め時」っていうのが、飛行機がずっと飛び続けるのではなくて、ちゃんと着陸するっていうことが、続けるっていうことと同じぐらい大切だなっていうのは、僕がいろんなことを始めたり、やめたりしていて、思うことですね。

今の話でいくとさ、飛行機が飛ぶ前に滑走路を走って、飛び始めて、飛んだら機体が安定して、また着陸へ。
っていうような流れでお話をしてきましたけども。
もしなにかを続けるのがあんまり得意じゃないなって思っている方は、僕のやり方がハマるかどうかは、正直わかんない。
僕がハマったやり方なだけだからね。
でも、なんでもかんでも三日坊主でやめてしまってがっかりするんであれば、このやり方を試してみていただけると、もしかしたら助けになるかもしれないなと思ったので。
このタイミングで、継続っていうことについて話をしてみました。

はい、今日は、そんなところで終わりにしようかなと思います。
今回もありがとうございました。バイバイ。