オンライン喫茶 4th place
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9.オンラインでの関係性の築き方

一昨日の夜、オンラインでイベントをしたんですね。
「Threads入門」というイベントを僕と友人2人とで3人でやったんですけど。

このThreads入門は1ヶ月前に初めてやって、今回2回目だったんですけど、どういうイベントかっていうと、最近ThreadsっていうSNSができたんですけど、僕はすごく熱心にやっていて。
2ヶ月半ぐらい前にThreadsができてから、徐々に人が入ってくる。
そんななかで、どうやって使ったらいいのかわかんないなっていう人もいたり、逆に、みんなどういうふうに思ってるのかなっていう、そういう情報交換もしておくと安心だったりするじゃない。
やっぱりSNSって個々でやるものだからさ、コミュニケーションを取るとしてもね。
そんななかでどういったことを感じているのかって、そんなに情報交換をする機会もないんでね。
だから、オンラインでそういうイベントを開いて、みんなでおしゃべりをしましょうっていうのが目的でね。

僕はThreadsをかなり初期から、リリースの翌日からずっとやっていて。
いろんな企画もずっと立て続けていたりしたので、いろんなことが分かっている方かもしれないな、みたいなのがあって。
もし、始めたばっかりで、使い方がわからない方がいたら、こちらでわかることであればお伝えしようっていうのが元々の趣旨だったんですけど。
みんなで情報交換をし合ってコミュニケーションを取った方が安心だよね、っていうことでやっているっていうのが主な動機だったりもするわけですけど。

一昨日話しているなかで、主催者の3人が一方的に知見を話すっていうよりは、みんなで今こんなこと思ってるよっていうことを、その情報を出し合う要素の方が今回強かったんだけども。
だからね、すごい僕も勉強になったんですよ。

僕、Threadsはずっとやってるんだけど、Instagramはやってないから、InstagramとThreadsを比べたらこういうふうな感じだよね、みたいなことって、教えてもらわないと知らなかったりして。
他のプラットフォームとの差ね。
Xは割とずっと長いことやってるんだけど、他のプラットフォームってあんまりやってないし、facebookもインスタもほとんどやってないしっていうんでね。
だから、そのあたりの情報とかもね、いろいろ知れて面白かったわけですけど。

やっぱりね、オンラインであれ、きちっと顔を合わせて会話をするっていうイベントそのものがね、僕はすごい楽しかったなっていうのが一番なんですよね。
いろいろな情報を知ることができたな、とか共有できたな、っていうのはもちろん大切なんだけど、みんなでおしゃべりをする場が持てたっていうのが、かなり僕にとっては有意義な時間だったりもしたんですよね。

普段Threadsの中で交流をしている人たちが参加をしてくれたわけだけども、ほとんどはやっぱりテキストのやりとりなわけですよね。
Threadsって基本的には文字情報のやり取りが多いので、文字でのやり取りをしていた人が、画面の中で動く人間として出てきてさ、表情もわかって、声でやり取りするっていうのは、また文字とは全然違うんでね。
すごく新鮮だったりもするし、それがすごい楽しかったなっていうのがあるんですよね。

今回は2回目っていうのも大きかったなっていうのがあって。
1回目を1ヶ月前にやって、今回やって、2回とも参加してくれている人の割合が結構多かったんですよね。
そうすると、前回の「あの時楽しかったよね」っていう共通認識を共有しつつ、2回目があるっていうような雰囲気もあったからね。
新しい方ももちろんいたんだけども、そういうのって繰り返すごとに、記憶を共有できるみたいな部分もあるじゃないですか。
前回はこんな雰囲気だったよねとか、そういったことも大事だなっていうふうに思ったので。
そういった機会っていうのは、繰り返し定期的に、年がら年中やることはできないけどね、月イチとかでやっていくのがいいのかななんてこともね、思いましたね。

今回思ったのが、人間関係っていろんな出会い方をした方がいいなっていうふうに思ったんですよね。
いろんな出会いをするってどういうことかというと、例えば高校生の頃を思い返してもらった時にね、クラスメイトだとしたら同じ教室で一緒に勉強している生徒同士っていう関係性じゃないですか。
でも、その人と仲良くなって、土日とか学校終わった後にちょっとお茶しに行こうよっていうと、クラスメイトっていう関係性とちょっと離れるわけじゃないですか。
いわゆる茶飲み友達っていうかさ、外で遊ぶ友人っていう関係性になりますよね。
そうすると、クラスメイトとしての出会い方と、学校外で遊ぶ友人で、それが例えば3人グループとかであれば、その3人グループとしてよく遊んでるよねっていう出会い方ができたり。
そこでさらに部活をやってたりすると、部活のチームメイトとしての関係性っていうのもちょっと違ったりするから。
クラスメイトであり、チームメイトであり、放課後の友達であるっていう3つの出会い方をしている人って、やっぱり関係値が築きやすいっていうふうに僕は思うんですよね。
会っている時間っていうだけじゃなくてね。

例えばクラスメイトとして毎日会ってるだけでもすごい長い時間なんだけど、仮にそのクラスメイトとして会ってる時間が半分だったとしても、やっぱり出会い方が複数あった方が、僕は仲良くなりやすいっていうふうに思ってるんです。
それを今回の話に置き換えた時に、テキストでコミュニケーションをとっているっていうのがひとつ。
例えば僕とAさんとの出会い方だったりするわけですよ。
Threadsの中で、僕とAさんはテキストでやり取りをしてますっていうのがひとつの出会い方だったりして。
プラス、僕はこうやって音声配信してるので、それを聞いてくれているっていう関係性があると、それがふたつめの出会い方になると僕は思ってたりして。
あとは、この間のZOOMイベントみたいな、ZOOMでみんなで話すって時に一緒に顔を合わせてたりすると、オンラインでよく一緒にしゃべってるよねっていう関係性が生まれたりして。

こういった接点を複数持っておくと、関わり合い方が違うものね。
人のいろんな側面が見えてくるから、その人のことを言語化してなかったとしても、よく知ることができる。
よく知り合うことができるからね。
だから結果的に、その人に対する親近感も増してくるんだろうなっていうふうに思うんですよね。

SNSとかオンラインの世界って、オフラインのリアルな世界よりも接点がひとつになりやすいと思うんですよね。
例えば、YouTubeをやっている人だと、YouTubeの配信をする人とYouTubeのリスナーさんっていう関係性で、SNSは相互フォローしている同士。
XとかThreadsで、テキストでやり取りしてる関係性ですよ、とかさ。
趣味のオンラインの集まりなら、バンドのファン同士のコミュニティとしての関係性だったりとか。
オンラインって、そんなにいくつも接点を持つっていうことが、リアルに比べると少ないんじゃないかなと思うんですよね。

会社では上司と部下だけど、そのあとに趣味のゴルフで一緒にゴルフをしてると、接待ゴルフって言い方もあるけど、たぶんね、違う側面が見えてくるとかね。
僕、ゴルフは1回しかやったことなくて、それも全然面白くなかったからやらないんだけど。
そういうことがね、リアルの方が起きやすいんじゃないかなと思うんですよね。

オンラインの方がそういったことが単発的というか、接点がひとつになりやすいので、そこをふたつ、みっつ、接点の角度を変えるように設計していくと、人間関係って築きやすいんだろうなっていうふうにね。
ZOOMのThreads入門イベントをやっていて、すごく思いましたね。

ThreadsってInstagramとわりと連動してるところがあって。
InstagramのアカウントからThreadsのアカウントを作るし、アプリとしても行き来しやすいんですよね。
行き来しやすいようにMeta社が設計してるところもあって。
最近、Threadsで活動してる人が、インスタライブをやったりとかっていうのもね、出てきたりして。
そうすると、インスタライブの主催者とインスタライブの参加者っていう関係性が増えるし、それが逆になったら、またもうひとつ増えるわけじゃないですか。
前回インスタライブに参加して見ていた人が主催者になって、今度は主催してた人が見る側ってなってくると、もうひとつまた接点が生まれてね。
そういったことで、ひとつ、ふたつ、接点を増やしていくっていうことをしていくといいなっていうのがね、僕の中の気づきでしたね。

僕は人と一緒に組んでいろんな試みをするのが好きなのでね、今度はこれをやりましょうみたいなことはいくつも打ち合わせてたりしているので、来たいと思ってくれたのであればね、参加してもらって、そこでまた関係性を築いていけたらいいな、なんていうふうに思いますね。

特にね、人と一緒に企画を組むっていうのがすごくいいのは、その人との関係性がすごく高まるんですよね。
一昨日のイベントに関しても、イベントが終わった後に振り返りで、主催者3人でしばらく、小一時間話したりするわけですよ。
そうすると、やっぱりそれはそれで違う空間だから。
そこでお互いを知ることができたりしてね。
それもやっぱりイベント中だったり、その他のプラットフォーム、Threadsの中でのやり取りではなかなかできない会話っていうのが生まれたりしてね。
それもひとつ、関係性の築き方なわけじゃないですか。

イベントをやるってのはいいんですよね。
イベントをやる人たち、共同主催者の中での関係性も築けるし、そのイベントを通して人と関係性も築けるしっていうんで、僕はすごい好きなんですよね。

そんなことで、今回、人間関係の築き方について僕が感じたことをお話ししてみました。
オンラインで人と関係性を築くっていうのはやっぱり、オフラインとちょっと違うところもあったりするのでね。
もちろん、オンラインで知り合ってから、オフラインリアルでまた会ったりしてね、関係性を築いてったり、その逆もあったりっていうことをしてもいいと思うんだけど。
ともあれ、オンラインっていうのは、少し関係の築き方が違うなっていうふうに思ったので、今日は、そんな話をしてみました。

はい、今日はそんなところで終わりにしようかなと思います。
今回もありがとうございました。バイバイ。